和食の料理法は長い歴史がある

ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の歴史は長く、今の料理法になるまではずいぶんと期間がかかったようです。
最初は奈良時代。
中国から伝わった色々な料理法を日本の季節・地域に合わせ独自の工夫を凝らした料理法が誕生します。
ただ、当時は食材の味そのものに塩や酢といったもので味をつけるシンプルなものでした。
時代が流れ室町時代に入り「出汁」が誕生します。
「出汁が命」という言葉を聞いたことがあると思います。
すなわち、室町時代になり「和食の基本」が出来上がったと言ってもよいでしょう。
その後、江戸時代に入り天ぷらや寿司といった料理が誕生しますが、これらは主に屋台による料理でした。
その為か天ぷらや寿司は特殊な料理法では料理人の技で味が決まると言われているのでしょう。
また、この頃は陶器や磁器や出汁も鰹節や昆布といった種類も増え、包丁による料理技術もあがり、美しさと味を兼ね備えた料理へ急激な発展をします。
明治以降、日本の近代化に伴い料理も欧米化しましたが、京都や大阪で懐石料理、割烹として引き続き発展し現在に至っています。